近況報告_20-10-14
こんばんは、アオイです。
サイトを作ったはいいですが、一旦形になってしまうと案外やることないですね。今は特に作文を書きたいという気分でもないので、まあのんびりやっていきます。
折角なので、今回は自分の近況というか、マイブームについて書こうと思います。特に有益な情報も無いので、適度に読み飛ばしてください。
今、遊戯王にハマっています。
先月、NHKの番組ゲストに津田さんが出演されていた際に、演じた代表的なキャラクターとして海馬社長のお話をされていたのがきっかけでした。それによって海馬社長のことを思い出し、そのまま「劇場版 遊戯王 THE DARKSIDE OF DIMENSIONS(略してDSOD)」を見直したら、さくっと再燃してしまいました。
DSODは原作ストーリー終了後の物語です。海馬社長の主観に近づいて解説すると、決着をつけず勝ち逃げにも似た形でいなくなってしまった闇遊戯とまた戦いたい海馬社長が、あらゆる手段を巨大なスケールで講じて何としても闇遊戯に会おうとする物語です。
原作を少しでもご存知の方には是非ともご覧いただきたい名作ですが、何より自分が衝撃を受けたのは、海馬社長から闇遊戯への感情の強さでした。海馬社長が闇遊戯に対してそんなにも恐ろしく強烈な執着を抱いているとは、全く想像していなかったのです。公開当時に劇場で観賞した際、その巨大感情をノーガードで真正面から、しかも劇場のスクリーンという大迫力で受けてしまい、観賞後しばらくは気が動転していたことをよく覚えています。
そのせいで自分の脳内は何らかのクラッシュを起こし、海馬社長に対して非凡な情を傾ける状態、即ち、彼を推しと定めた状態に陥ってしまったのでした。要は「劇場版の海馬社長の感情が大きすぎて好きになってしまった」ということです。うーん、重大なバグ。
作品自体は連載していた時代から知っており、単行本やカードも買っていたので、映画を観に行ったのは完全に「オッ懐かしい!見ておくか!」くらいの気持ちでした。愛読していた当時は獏良くんが一番好きだったので、まさか時を超えて海馬社長にやられるとは思ってもみませんでした。恐ろしいお人!
再燃してからしばらくは、アニメを見たり、昔買ったGBAのゲームをやったり、二次創作を書いたりして過ごしていました。
しばし後、タッグフォースシリーズというゲームの存在を知ります。海馬社長とタッグを組めるなら断然買い!と、知ってから二日三日で踏み切りました。これが「遊戯王アーク・ファイブ タッグフォーススペシャル(略してTFSP)」。後で調べたら評価は割と何というか…といった感じのようですが、自分は現状かなり満足しています。
TFSPの海馬社長ストーリーでは、彼の部下、そしてタッグパートナーとなって共にバトルシティへ参加することになります。恐ろしい点は多々あるのですが、いくつか挙げるなら「自分(プレイヤーキャラ)のデュエリストとしての実力を海馬社長に認められている」「敗けると『お前の実力はそんなものではないはず』と慰めてくれる」「勝つと『それでこそオレが認めたデュエリスト』と喜んでくれる」あたりでしょうか。ストーリーを進めていくと、更に恐ろしい点や、海馬社長の可愛らしい一面なども見ることができます。
このゲームをやると、彼の部下として、完全に掌握されます。
また自分は、このゲームをプレイすることで、完全に捨てていた勝利への執着と他人に対する献身の心を思い出しました。何を訳の分からないことを言っているんだ?とお思いでしょうが…あ、この辺は自分の話なので適当に読み飛ばしてください。
自分は元来、勉強は中途半端、運動はからきしの人間で、幼少期から順位がつくことや勝負事で勝ったことがありませんでした。そのせいで、戦うことが嫌いになっていましたし、争うことを忌避していました。なのに、TFSPでデュエルに敗けた時、海馬社長の残念そうな表情を見た時「絶対に強くなって、彼のために勝ちたい!彼に喜んでほしい!」と猛烈に思いました。自分にもこんな気持ちが生じることがまだあるのだと、驚きました。それと同時に、自分は誰かのために頑張れる人間なのだと、改めて認識しました。自分が好きな人や自分を認めてくれる人、自分に良くしてくれる人に対して、何とかして報いたいという感情が強い人間なのだということを、思い出したと言っても過言ではありません。
我ながら何を言っているんだという感じですが、これが事実なんですよねえ。恐るべし海馬社長。
身近に有識者がいたこともあり、TFSPでの勝率は少しずつ高くなってきました。海馬社長も嬉しそうで自分も嬉しいです。
またここから派生して、現在は遊戯王5D'sを見ているのですが、この話もまた長くなりそうなので、今回はこのあたりで区切らせていただきます。
しかし、まとまった文章を書くって楽しいですね。ある程度の統一感を持たせようという気持ちが働いて、割とかちっとした文章が書けます。ツイッターだと何となくそぞろな文章になってしまうので、たまにはこうした機会を持った方がいいですね。
ではまた。
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